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舞鶴港の「国際ふ頭」機能強化 岸壁延長、大型クレーン2基に

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舞鶴港の「国際ふ頭」機能強化 岸壁延長、大型クレーン2基に

 「京都舞鶴港舞鶴国際ふ頭」(舞鶴市下安久)の機能強化工事が終了し、12日、同ふ頭で完成記念式典が行われた。岸壁を延長し、貨物用大型クレーンを2基に増設。物流機能の強化などが期待されている。

 舞鶴国際ふ頭は平成22年4月に使用開始。機能強化事業は国が25~29年度、府が26~29年度に実施した。国が岸壁を280メートルから350メートルに延長。府が「第2ふ頭」(同市松陰)にあった貨物用大型クレーン1基を移設し、ふ頭用地を4・2ヘクタール拡張して総面積は17・9ヘクタールとなった。事業費は国が31億円、府が14億円。

 機能強化で、1万トン級のコンテナ船と5万トン級のばら積み貨物船の計2隻の同時接岸、積み卸し作業が可能になり、16万トン級の大型クルーズ船の寄港にも対応できるようになった。

 この日の完成記念式典には約200人が参加。簗和生国土交通大臣政務官が「機能強化の完成で、京都舞鶴港が多様化するニーズに応じて、さらに飛躍することを期待します」と式辞を述べた。西脇隆俊知事は「日本海側における物流、人流の総合ゲートウェイとして、府北部地域だけでなく府全体に経済効果を波及させ、災害時にも貢献するものと確信しております」と期待を寄せた。その後、参加者らはテープカットで事業の完成を祝った。

 京都舞鶴港では29年にコンテナ取り扱い量が過去最高の1万3402TEU(長さ20フィートのコンテナ個数)に達し、総貨物量は8年連続で1千万トンを超えている。