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篠山産材、身近に感じて NPO法人が市へ木製棚寄贈

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篠山産材、身近に感じて NPO法人が市へ木製棚寄贈

間伐材を加工した「組手什」で組み立てたパンフレット台=篠山市役所 間伐材を加工した「組手什」で組み立てたパンフレット台=篠山市役所

 篠山市のNPO法人「バイオマス丹波篠山」が、間伐材を加工して組み立てた木製棚を同市に寄贈した。地元の篠山産材を身近に感じてもらおうと製作。同市は訪れる市民の目に触れやすい市役所1階の市民ホールでパンフレット台として利用している。

 同台は横2メートル、奥行き約50センチ、高さ約70センチの2段。ヒノキやスギの間伐材を長さ2メートル、幅4センチ、厚さ1・5センチの板状にした木工キット「組手什(くでじゅう)」で仕上げた。同キットは板に等間隔の切り込みがあり、自由にカットした板を交互にはめ込んでオリジナルの木製品を作れる。ネジやくぎは必要ない。別に贈られた棚1点は高さ約1メートル、幅30~40センチ。

 里山の整備などに取り組む同法人は、間伐材を買い取る民間組織・丹波篠山木の駅実行委員会の事務局でもあり、愛知県内の同委員会が開発した「組手什」の普及にも力を入れている。高橋隆治理事長(47)は「生活の中で間伐材が活用できることを知ってもらい、篠山産材の利用促進を図りたい」と話した。

 同市は「ふるさとの森づくり構想」で健康な森林と暮らすまちを目指しており、寄贈を受けるにあたり、「篠山の木製品を市民にPRすることで構想推進にもつなげたい」とし、同ホールに置くことにした。

 キットは1セット(2メートルの板材20本)を1万円(税別)で販売。問い合わせは同法人(電)079・593・1150。