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笛吹市、新道峠展望台にテラス “富士見スポット”アピール

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笛吹市、新道峠展望台にテラス “富士見スポット”アピール

 笛吹市は、富士山と河口湖のパノラマが楽しめる新道峠展望台(芦川町上芦川)をリニューアルし、展望テラスを整備する。ハイカーなど山好きの人に知られた場所だったが、最近は“インスタ映え”すると、人気が広まりつつある。市は展望台に向かう登山道を散策路に改め、新たな“富士見スポット”としてアピールする計画だ。(昌林龍一)

 同展望台は黒岳(1792メートル)に向かう登山道の途中にある。

 農産物直売所「おごっそう家」から県道を経て、スズラン群生地へ向かう「水ケ沢林道」(冬季閉鎖)を約30分。行き止まりから20~30分ほど歩く。

 展望台は2カ所で、富士山と手前の河口湖が一望できる。カメラスタンドが設置されており、撮影に便利だ。「晴天時には山中湖まで臨むパノラマが楽しめるのが特徴」(笛吹市観光商工課)という。写真共有アプリ「インスタグラム」の普及で、「インスタ映え」する撮影ができるスポットとして注目され始めた。

 農産物直売所の店員も「最近は普段着でカメラを下げた人にも場所を聞かれるようになった」と話す。

 市は、展望テラスを新設し、登山道を散策路として整備する計画で、今年度予算に実施設計費(1071万円)を計上した。来年度の着工を目指している。

 今後、県や環境庁と協議して整備方針を固め、6月までに入札で工事業者を決める。

 林道終点に駐車場はなく、市は「駐車スペースの確保を含め、整備の形を詰めていきたい」(観光商工課)としている。