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阿部・長野知事、3選出馬表明 「未来への責任果たす」

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阿部・長野知事、3選出馬表明 「未来への責任果たす」

 阿部守一知事は9日、任期満了に伴い実施される知事選(7月19日告示、8月5日投開票)に3選出馬する考えを正式表明した。同日開かれた自身を支援する政治団体「明日の長野県づくり推進会議」(議長・藤原忠彦県町村会長)の会合で明らかにした。自民、公明、民進各党などは阿部氏を推薦する方針。一方、共産党県委員会などでつくる「明るい県政をつくる県民の会」は、独自候補の擁立に向けた動きを強めており、選挙戦は一騎打ちの構図となる公算が大きい。阿部氏は東京都出身で、昭和59年に旧自治省に入省。田中康夫氏が知事時代の副知事や横浜市副市長を務めた。(太田浩信、久保まりな)

 阿部氏は、推進会議後の記者会見で、「自分自身の思いや心と向き合い、4年間全力を傾けて長野県に尽くす覚悟を決めた」と述べた。選挙戦では、「未来への責任を果たす」とのスローガンを掲げ、有権者に信を問う考えも表明。「未来に安心して暮らし、希望の持てる生活を切り開きたい」と強調した。

 直面する県政の課題を解決する重要性にも言及。具体的には、(1)県政運営の指針となる新「総合5か年計画」で、具体的な成果を出す(2)リニア中央新幹線の建設事業や県営松本空港の国際化など大型事業を推進する-ことなどを挙げた。

 公約については、告示前に県内約6カ所で対話集会を開き、意見集約すると説明。政党からの推薦に関しては、幅広い支援を求めたいとしたうえで、「各党の手続きを見守りたい」と語った。

 推進会議は、共産党を除く各党県組織や県議会会派代表のほか、県経営者協会などの経済団体、県農協中央会、連合長野などで構成されている。