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春風にのり子供たちが優雅に舞披露 春日大社で萬葉雅楽会

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春風にのり子供たちが優雅に舞披露 春日大社で萬葉雅楽会

 「こどもの日」の5日、春日大社(奈良市)境内にある萬葉(まんよう)植物園で、春の風物詩「萬葉雅楽会」が開かれ、小中学生によるしなやかな舞に来園者が見入っていた。

 奈良時代からの伝統である雅楽に親しんでもらおうと、毎年開かれている恒例行事。雅楽、舞楽を伝承する「南都楽所(なんとがくそ)」(奈良市)に所属する子供が、練習の成果を披露している。

 この日は、小学4年から中学2年までの計8人が、園内の池にある「浮舞台」に登場。鳥の羽や四季の花で装飾した冠を身につけて舞う「迦陵頻(かりょうびん)」や、極彩色の蝶の羽を背中につけ、ヤマブキの花を手に舞う「胡蝶(ごちょう)」などが披露され、会場は優雅な雰囲気に包まれていた。

 参加した奈良市の小学6年、西村明延さん(11)は「緊張したけど、多くの人の前で踊ることができる貴重な経験。みんなに知ってもらい、雅楽をする人が増えてほしい」と話していた。