産経ニュース

山菜採り、注意呼びかけ 岩手県警「油断しないで」

地方 地方

記事詳細

更新


山菜採り、注意呼びかけ 岩手県警「油断しないで」

 県内は春の山菜シーズンに入っているが、山奥は危険もいっぱい。昨年は5、6月に山菜採りで遭難した人は11人、死者は4人に上っており、県警は「慣れている山でも油断しないこと」などと注意を呼びかけている。

 春に採れる山菜はタケノコのほか、ワラビ、ミズ、ギョウジャニンニクなど種類が豊富で、ファンにとっては垂涎(すいぜん)の時期。県警の小野寺勝善生活安全部長は先月行われた会見で、「特にタケノコは山の奥に行かないと採れないし、熊も好き」と話した。

 県警は山に入る際の注意項目として、体力に応じた無理ない行動計画▽万が一に備えた装備品(食料、雨具、懐中電灯、携帯電話など)の携行▽入山・下山の場所と時間の事前連絡-などを挙げる。遭難した場合には「むやみに歩き回らないで、体力を温存するように」としている。

 県警によると、県内で昨年、山菜採りでの遭難者は16人。うち死者は6人で、過去5年間で平成25年の4人を上回り、最悪だった。

 また、遭難者16人のうち15人が65歳以上の高齢者だった。「高齢による病気や疲労、転倒、滑落が遭難原因となったケースが多くみられた」(小野寺部長)という。