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為内の一本桜、岩手山にも春

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為内の一本桜、岩手山にも春

 残雪を抱く岩手山(2038メートル)をバックに、八幡平市野駄の丘にたたずむ為内(いない)の一本桜。朝日が昇るとともに、その艶やかな姿が浮かび上がった。

 丘には大正時代まで神社があったが、集落から離れていたため移設され、樹齢100年以上とみられるソメイヨシノだけが残ったという。

 長年の風雪に耐え、大樹となった桜は例年、春に訪れる人たちの目を楽しませている。4月29日に足を運んだ埼玉県春日部市の八文字信さん(67)は「初めて見たが、構図がいい」と感嘆していた。30日から少しずつ散り始めている。

 同市には、岩手山の北麓に広がる上坊牧野(うわぼうぼくや)にカスミザクラ、七時雨山(1063メートル)の麓、田代平にベニヤマザクラの一本桜も。市観光協会は「まもなく開花しそう。ドライブをしながら、桜めぐりをどうぞ」と来訪を呼びかけている。