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熊本で藤城清治氏影絵展開幕 震災後の熊本城作品も

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熊本で藤城清治氏影絵展開幕 震災後の熊本城作品も

 日本を代表する影絵作家、藤城清治氏(94)の作品を集めた企画展「藤城清治 光と影のメルヘン展2018」(テレビ熊本主催)が27日、熊本市中央区の県立美術館本館で開幕した。初期の作品から、熊本地震後の熊本城を描いた最新作まで約200点が並ぶ。6月2日まで。

 藤城氏は大正13年、東京生まれで、黒白の階調が印象深いモノクロ影絵や、豊かな色彩の作品が人気を集める。今回の展示には、熊本の菊池白龍まつりや通潤橋、博多祇園山笠など九州の風物を描いた作品も並ぶ。熊本地震後に描いた熊本城は「奇跡の一本石垣」と呼ばれる飯田丸五階櫓や天守閣が、力強いタッチで描かれている。

 開会式で、テレビ熊本の河津延雄社長は「ファンタジーにあふれ、幻想的な作品を楽しんでほしい」とあいさつした。藤城氏は「城を再建しようと思えるような絵にした。一人でも多くの人に見てほしい」と語った。