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奈良初のインバウンド美容室、来月オープン 4カ国語に対応

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奈良初のインバウンド美容室、来月オープン 4カ国語に対応

 訪日外国人客(インバウンド)に対応した県内初の美容室「Salon VIJIN(サロン・ヴィジン)」が5月1日、奈良市三条本町の「シルキア奈良」(ホテル日航奈良2階)にオープンする。語学堪能で、海外で経験を積んだ日本人スタッフが接客。日本語の不得手な外国人観光客から重宝されそうだ。

 美容と健康を軸にした体験型観光を推進する一般社団法人「ウェルネスインバウンド協会」が立ち上げた合同会社「グラムコム」(奈良市)が、米ニューヨークの美容室「Salon VIJIN」と提携して運営。奈良は日帰り観光が定番となっているだけに、滞在時間をより長くしてもらうことも狙いの一つだ。

 店内は「和モダン」がコンセプト。一歩足を踏み入れると、竹やぶのオブジェがお出迎えしてくれる。カウンターや戸棚は木材を基調としたデザインで、現代風に洗練された中に和の要素をふんだんに取り入れている。

 スタッフは海外で経験がある美容師を集めており、英語、中国語、韓国語のほか、パキスタンの公用語であるウルドゥー語を加えた4カ国語での接客が可能。細かいスタイルの要望にも対応できるのが売りだ。

 サロンと同じフロアには県外国人支援センター、上階にはホテル日航奈良の客室があり、施設内で連携を深めれば相乗効果が期待できそう。グラムコムの牧野克行代表は「サロンという言葉は元々、『文化人が交流する場』という意味だった。外国の方だけでなく、地元の人にも楽しんでもらい、両者が交流する場になってくれたらうれしい」と話した。