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熊本地震 保険代行交渉に注意を トラブル多発、業者関与は不要

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熊本地震 保険代行交渉に注意を トラブル多発、業者関与は不要

 熊本地震で自宅が壊れた人に、地震の損害を調査するコンサルタントを名乗る業者が、「地震保険の保険金が簡単に受け取れますよ」などと、損害保険会社との交渉や書類作成の代行などを持ち掛け、報酬を受け取る事例が起きている。国民生活センターにも複数の相談が寄せられた。損保会社は「このような業者が関与する必要はない」と注意を呼び掛ける。

 40代男性は、地震で木造2階建ての自宅の基礎部分に複数のひびが入った。本来は一部が損壊したと認定されれば保険金額の5%が受け取れるが、対象でないと思い込み、請求手続きを放置していた。

 昨秋、知人の紹介で業者の訪問を受け、保険金の約3割を報酬として渡す契約を結ぶ一方、請求手続きは業者の指示に従い自分で行った。保険金約60万円を受け取り、うち約20万円を業者に渡した後、損保会社から「そんな業者とは交渉していない」と伝えられた。

 男性の弁護士は「被害に気付いていない人もいると思われる。身に覚えがある人は弁護士や消費生活センターに相談してほしい」と話した。