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古民家活用ゲストハウス「志高庵」、かつらぎ町にオープン

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古民家活用ゲストハウス「志高庵」、かつらぎ町にオープン

 ■「日本の原風景」感じて 

 明治時代の建築とされる古民家を活用したゲストハウス「志高庵(しこうあん)」が今春、かつらぎ町志賀にオープンした。1日1組限定の宿泊施設として改修。運営グループ「古都里(ことり)」の豊原弘恵代表は「高野山を訪れる外国人観光客にも利用してもらい、“日本の原風景”を感じてほしい」と話している。

 「古都里」では昨年5月から、紀の川市貴志川町で古民家を活用したゲストハウス「貴水苑」を運営している。豊原さんが講師を務める和歌山大学で学ぶ学生3人が調査したところ、ゲストハウスは県内で7軒(平成27年8月現在)しかなかった。中でもかつらぎ町は宿泊施設が少なく、観光客の滞在時間が短いという。一方、空き家が多いことから、古民家を活用したゲストハウスをオープンしようと計画した。

 地域の名前の「志賀」と、高野山へ続く国道そばにあることから「高野山」から1字を取って命名した。

 木造平屋建ての約90平方メートル。大きな梁(はり)がめぐらされたたたずまいで、床はヒノキ材に張り替えるなどした。茶の間をキッチンとリビングルーム、ダイニングルームに改修し、調理道具や食器類、冷蔵庫、ガスレンジなど自炊用の設備を整えた。

 さらに、10畳と6畳の和室のほか、ベッドも置ける洋室(4畳)も整備。浴室やトイレ、乾燥機付き洗濯機、洗面道具類も用意している。

 1日1組限定で、平日は4人まで2万3千円。5人を超えるごとに5千円増で、12人まで宿泊可能。

 豊原さんは「やがては特産のこんにゃくづくりや、もちつきなどのイベントもしていきたい」と話している。問い合わせは豊原さん(電)090・5971・8050。