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門前町、新緑のにぎわい 香川・土庄で「春の大師市」

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門前町、新緑のにぎわい 香川・土庄で「春の大師市」

 香川県土庄町に大正時代から続く「春の大師市」が21日、小豆島霊場58番札所・西光寺の門前町となる商店街で開かれ、陽気に誘われた善男善女が参拝や買いものに足を運んだ。

 同寺の大師市は弘法大師・空海の命日にちなみ、12月の「霜月大師市」とともに年に2回開かれる。この日は境内で檀家(だんか)らが参拝を終えた人たちに甘酒を振る舞った。

 寺の境内には、いっぱいに枝を広げた樹齢約270年のイチョウが新緑に覆われて日陰をつくり、いつもは静かなたたずまいだが、参拝者がともす線香で立ちこめる香煙がにぎわいを醸していた。

 露店では、春は花や果樹の苗木だけでなく、ナスやトマト、トウモロコシなどの夏野菜の苗を中心に、島民の生活に根付いた商品が売られた。買い物客は植え方や植えるときのコツ、注意点を聞き出すなど、会話も楽しんでいた。