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奈良市・大安寺で空海しのぶ法要 「柴灯大護摩」参拝者ら火渡り

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奈良市・大安寺で空海しのぶ法要 「柴灯大護摩」参拝者ら火渡り

 弘法大師・空海の遺徳をしのぶ法要「正御影供(しょうみえく)」が奈良市の大安寺で営まれ、大勢の参拝者が訪れた。真言宗の開祖である空海は若き日に大安寺で修行したとされ、同寺では命日の旧暦3月21日に合わせ、毎年法要を営んでいる。

 本堂に祭られた空海の御影と、特別開陳された遺髪の前で僧侶らが読経。境内では「柴灯大護摩(さいとうおおごま)」が営まれ、「病気平癒」「家内安全」などと願い事が書かれた護摩木が、燃え盛る護摩壇に投げ入れられた。その後、浄火にくすぶる丸太の上を裸足(はだし)で渡る「火渡り」も行われ、参拝者らが手を合わせながら丸太の上を歩いた。

 奈良市の主婦、寺本美子さん(70)は「丸太の下で火が上がっていて怖かったけど、意外と熱くなかった。無病息災を祈りながら歩きました」と話していた。