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引き揚げの記憶、絵画でたどる 舞鶴の記念館 ちばてつやさんの作品も

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引き揚げの記憶、絵画でたどる 舞鶴の記念館 ちばてつやさんの作品も

 開館30周年を迎え、24日にグランドオープンする舞鶴引揚記念館(舞鶴市平)は同日から、引き揚げ経験者が描いた絵画を集めた特別企画展「MEMORY OF THE WORLD-たどる記憶 たずねる過去」を開催する。ユネスコの「世界の記憶(世界記憶遺産)」に登録された絵画や有名漫画家の作品など、33人がさまざま側面で描いた作品計79点を展示する。7月1日まで。

 同展は、リニューアル工事で新設された「企画絵画展示室」で開催。世界記憶遺産に登録されているのは、木内信夫さん(94)、安田精一さん(96)、羽根田光雄さん(故人)の作品計24点で、収容所の様子や死者を葬る様子などが描かれている。

 「あしたのジョー」のちばてつやさん、「釣りバカ日誌」の北見けんいちさん、「天才バカボン」の赤塚不二夫さん(故人)ら漫画家が子供時代を振り返って、引き揚げを描いた作品26点も並ぶ。このほか油彩・水彩画29点も展示。幅広い作風で描かれた抑留、引き揚げの記憶を紹介する。

 また、リニューアルに伴い、同記念館が所蔵する絵画約1300点を電子化。企画絵画展示室の壁に投影する「映像コーナー」で閲覧できる。

 特別企画展は無料だが、入館料(一般300円、学生150円)が必要。グランドオープンの24日は無料開放する。休館日は5月17日、6月21日。問い合わせは同記念館(電)0773・68・0836。