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著名人も技に白熱、動画に 7月21、22日に廿日市でけん玉W杯

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著名人も技に白熱、動画に 7月21、22日に廿日市でけん玉W杯

 年に1度の“けん玉世界一”決定戦(W杯)が今年も7月21、22両日、けん玉発祥の地とされる廿日市市で開かれる。今年は20の国・地域から500人が参加し、来場者は6万人を予想している。本番に向け、各界著名人がW杯で採用される「公式トリック(技)」に挑む映像も、インターネット上の特設サイトに公開された。

 一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク(長野県松本市)が平成26年から廿日市市で毎年開催。昨年は2日間で5万人以上が来場するビッグイベントに成長した。

 日本の伝統遊技のけん玉は、いまや海外でも「Kendama」として大人気で、さまざまな大会も開かれているが、主催者によると、プロ・アマを問わず、廿日市市のW杯が世界最大級の規模を誇る。トップカテゴリー大会のため加点ポイントが高く、上位入賞すると世界ランキングも上がるため、W杯に向けて新しいトリックを体得してくるトッププレーヤーも多い。

 昨年は国内外から387人がエントリーし、5万3千人が来場。海外からは、米国、イスラエル、オランダ、カナダ、シンガポール、デンマーク、ドイツ、ニュージーランド、フランス、ペルー、ルーマニアなどからも参加した。

 会場は市スポーツセンターサンチェリー(串戸)。120のトリックを難易度別(レベル1~12)に規定し、レベルに応じた点数を成功時に加点。制限時間内の合計得点を競う。

 トリックには「世界一周」「灯台」「空中ブランコ」など昔からある技や、世界中で日々進化し生まれ続ける新しい技があり、流行もある。こうしたトリックを主催者が調査分析し、計120をW杯の公式トリックと規定する。

 インターネット上の特設サイトでは、アイドルグループ「AKB48」の倉野尾成美さんや、音楽グループ「TRF」のDJ KOOさん、子役タレントの鈴木福君、お笑い芸人のNON STYLE・石田明さんら著名人が、公式トリックを公開している。

 また主催者は、さらなるけん玉の普及を目指し、インターネットで広く資金を募る「クラウドファンディング」も実施している。

 世界には現在けん玉のプロが100人ほどいるが、けん玉だけで生活できるのは「10人もいない」(主催者)ため、こうしたプロプレーヤーの育成などに資金を充てる計画。海外からW杯に参加する旅費支援なども検討しており、協力を呼びかけている。

 担当者は「世界五大陸からプレーヤーが集える白熱したW杯にしたい」と話している。