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奈良の刀剣、一堂に 県立美術館で21日から特別展 復元「七支刀」や現代刀匠の作品も

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奈良の刀剣、一堂に 県立美術館で21日から特別展 復元「七支刀」や現代刀匠の作品も

復元実験プロジェクトチームが制作した「七支刀(復元品)」(県立橿原考古学研究所付属博物館蔵) 復元実験プロジェクトチームが制作した「七支刀(復元品)」(県立橿原考古学研究所付属博物館蔵)

 奈良ゆかりの刀剣を中心に紹介する特別展「奈良の刀剣-匠の美と伝統」が、21日から県立美術館(奈良市)で開催される。「刀剣ブーム」の中、刀剣や関連品計約110件(うち刀剣約40振り)を展示し、その文化や魅力、現代の刀匠の活躍を伝える。6月24日まで。

 特別展は刀剣に込められた祈りや美、鐔(つば)の造形、現代の刀匠などのテーマに分けて紹介。奈良の地が古代から刀剣と深く関わりがあることを知ってもらう。

 会場では、石上神宮(天理市)に伝わった「七支刀(しちしとう)」(国宝)の復元品(平成17年)や、春日大社(奈良市)、談山神社(桜井市)などに残る中近世の刀剣を展示。鐔では源平合戦図を施した江戸時代のものなどが並ぶ。

 さらに二代月山貞一さんや奈良を拠点に活躍している月山貞利さん、河内國平さんの作品を出展。河内さんが恩師の考古学者、末永雅雄さんの文化勲章受章を祝い制作した太刀などもあり、現代に至る刀剣文化を紹介する。

 午前9時~午後5時で、月曜休館(30日は開館)。一般800円、高校・大学生600円、小・中学生400円。今月29日午後2時から河内國平さんが「日本刀の魅力」、5月6日午後2時からは月山貞利さんが「刀工月山鍛冶を受け継いで」と題し講演する。このほか、刀剣研磨実演(4月30日)や対談(6月10日、17日)なども予定。講演、対談は定員80人で先着順。

 問い合わせは、県立美術館(電)0742・23・3968。

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