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興福寺で放生会、殺生戒め猿沢池に魚放流

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興福寺で放生会、殺生戒め猿沢池に魚放流

 奈良市の興福寺で17日、殺生を戒め、命の大切さを考える「放生会(ほうじょうえ)」が営まれ、参拝者らが金魚やフナ計約2千匹を猿沢池に放流した。

 放生会は殺生を戒める仏教の教えに基づいて生き物を放って供養する儀式で、興福寺では毎年4月17日に行われている。

 この日は多川俊映(しゅんえい)貫首ら9人の僧侶が境内の一言観音堂で法要を営んだ後、参拝者ら約200人とともに猿沢池に移動。池のほとりで般若心経を唱え、「家内安全」など願い事を記した祈願札とともに一斉に放流した。

 参加した奈良市の杉本和子さんは、「家族が元気で過ごせるように、感謝を込めて放流しました」と話した。