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村井・宮城知事、防潮堤の高さミス陳謝 気仙沼の工事で

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村井・宮城知事、防潮堤の高さミス陳謝 気仙沼の工事で

 気仙沼市魚町地区に建設中の防潮堤で、完成した一部区間が設計より22センチ高い施工ミスがあり、村井嘉浩知事は16日の定例会見で現状を説明、陳謝した。先月職員から報告を受けたといい、14日には河端章好副知事と県職員が現地で住民に説明した。

 県によると、施工ミスがあったのは今年9月の完成を目指していた長さ312メートル、海抜約4・1メートルの同地区の防波堤のうち、160メートルの区間。平成27年7月から建設を始め、地盤隆起による設計変更を29年3月に行っていた。しかし見直し段階で図面に間違いがあり、県担当者も誤りに気づかなかった。

 今後の対応は、堤防の一部を造り直し22センチ下げる▽堤防はそのままにし、後背地の土地区画整理事業でかさ上げを行う▽そのままとする-の選択肢があるとし、村井知事は「区画整理事業、住宅再建など復興に遅れがないよう、皆さんと最善の方法を検討する」と説明した。原因については、「県の担当者と設計業者、施工業者が意思疎通できていなかった」と語った。

 県内の漁港関連の防潮堤で高さの見直しをした19地区で再測量をした結果、魚町地区以外で間違いがないことを確認したという。