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阿蘇神社の復旧進む 解体の素屋根撤去へ

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阿蘇神社の復旧進む 解体の素屋根撤去へ

平成28年4月18日(左)と今月7日の阿蘇神社=熊本県阿蘇市(小型無人機から撮影) 平成28年4月18日(左)と今月7日の阿蘇神社=熊本県阿蘇市(小型無人機から撮影)

 熊本地震で倒壊した阿蘇神社(熊本県阿蘇市)の楼門の復旧に向けた作業が、着実に進んでいる。解体作業に伴い、設置された素屋根は4月中にも撤去される見通し。平成34年度の再建に向け、今後、設計や組み合わせに取りかかる。

 楼門は、高さ約18メートルの二重門として威容を誇り、「日本最大楼門」にも数えられる国指定重要文化財だ。28年4月16日に起きた2度目の震度7の「本震」で倒壊した。約25メートル四方の素屋根の下で、昨年11月までに1万個を上回る部材に解体された。

 素屋根の下に保管した部材を再利用できるか、調査が終わり、3月末から部材に雨よけのカバーを掛け、素屋根の撤去作業を始めた。4月に入ると、参道から境内奥の神殿を直接望むことができるようになり、楼門や拝殿が倒壊した地震直後の境内とは様変わりした。

 楼門以外の国の重要文化財5棟は、30年度中の修復完了を目指す。