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福島守れ ウルトラ警察隊65人が入県式

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福島守れ ウルトラ警察隊65人が入県式

松本裕之本部長(右)に特別出向の「決意」を手渡す警視庁の鵜沼嘉津雄警部補=12日午前、福島市(内田優作撮影) 松本裕之本部長(右)に特別出向の「決意」を手渡す警視庁の鵜沼嘉津雄警部補=12日午前、福島市(内田優作撮影)

 被災地の治安を守るため、全国31都道府県警察と皇宮警察から県警に特別出向した「ウルトラ警察隊」65人の入県式が12日、福島市の県自治会館で行われ、職務精励への決意を新たにした。各警察署や機動捜査隊、特別警ら隊に配属され、被災地での警戒や復興公営住宅の巡回などに当たる。

 ウルトラ警察隊は住民に親しみを持ってもらうため命名。特別出向の警察官が「遠くの星から来て地球を守るウルトラマン」とイメージが重なることが由来という。ウルトラマンの生みの親で、円谷プロダクションの創業者、円谷英二氏が須賀川市出身という縁で、同プロがシンボル・ロゴマークの制作に協力した。

 入県式で、県警の松本裕之本部長が「復興の力となる高い志を持つ皆さんが加わり、心強い。県民の期待に応えてほしい」と訓示。内堀雅雄知事は「ウルトラ警察隊の名の通り、県民の最も身近なヒーローとして活躍してほしい」と出向者を歓迎した。

 特別出向者を代表して、特別警ら隊に配属された警視庁の鵜沼嘉津雄警部補(40)=いわき市出身=が「復興に向けて歩む福島の姿を自分の目で確かめ、自分たちの力で福島の治安を守りたいという強固な意志を持って出向を決めた。覚悟を持ち続け職務に精励したい」と決意を述べた。

 特別出向の任期は1年だが、本人の希望で延長されるケースもある。平成24年度に始まり、これまでに1273人がウルトラ警察隊として活動した。