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見た目おしゃれで開いて良書 奈良・図書情報館で「世界のブックデザイン」

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見た目おしゃれで開いて良書 奈良・図書情報館で「世界のブックデザイン」

 毎年3月にドイツ・ライプツィヒのブックフェアで公開される「世界で最も美しい本コンクール」に入選した本など、世界各国の優れたデザインの本を展示する「世界のブックデザイン2016-17」が、奈良市の県立図書情報館で開かれている。26日まで。

 この展示会は、国内では同館と東京都の印刷博物館のみで開かれるといい、日本、ドイツ、オランダ、スイス、カナダ、中国、チェコの7カ国の書籍計約200点を展示。文芸書や事典、研究書、写真集、料理本などジャンルを問わず秀逸なデザインの本が並び、一部を除き実際に手に取って閲覧することができる。

 表紙の折り返しが特徴的で、本の両サイドに背表紙がある詩集(オランダ)や、かにの殻を思わせる装丁の「城崎へかえる」(湊かなえさん著)などユニークな作品がずらり。日本とチェコが昨年、国交回復60周年を迎えたことを記念し、チェコのブックデザインに焦点を当てた特別コーナーも設けている。

 同館の担当者は「本は中身も大切だが、外から受ける印象も強い。国によって違う美しさの尺度を手に取って楽しんでほしい」と話している。

 入館無料。月曜休館。22日には専門家らを招き、ブックデザインの魅力と可能性をテーマにしたトークショーも開催予定。問い合わせは同館(電)0742・34・2111。