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「仕事の友」に感謝 高松で針供養

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「仕事の友」に感謝 高松で針供養

 使い古した針や折れたり曲がったりした針に、感謝の気持ちを込めて供養する「針の感謝祭」が11日、高松市峰山公園にある「針の像」の前で行われた。

 「針の像を保存する会」(三笠輝彦会長)が同像が建立された平成5年から毎年この日に開催している。洋裁や和裁だけでなく、寝具、畳、医、鍼灸(しんきゅう)など、針を使うさまざまな業種の関係者が集まって針供養を行うのは、全国的にも珍しいという。

 香川県内から約60人が参加。神事と玉串奉納の後、6個の石を積み上げた高さ2・7メートルの「針の像」の後方にある小さな穴から針を納め、日頃の感謝とさらなる技術の向上を祈願した。

 三木町で和裁の仕事をしているという樫村正代さん(47)は「改めて仕事させてもらっていることに感謝した。これからも大切に使いたい」と話した。