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静岡ダービー、7年ぶりドロー 一進一退の攻防に3万人熱狂

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静岡ダービー、7年ぶりドロー 一進一退の攻防に3万人熱狂

 サッカーJ1のリーグ戦では今季初となる静岡ダービーが7日、袋井市の静岡スタジアム(エコパスタジアム)で行われ、ホームのジュビロ磐田、アウェーの清水エスパルスともに譲らず、試合は0-0の引き分けに終わった。ダービーでの引き分けは平成23年以来、7年ぶり。最後まで勝敗の見えない、息詰まる熱戦に、詰めかけた3万598人のサポーターからは惜しみない声援が送られていた。

 今季ここまで4位と好調の清水は前半7分、競り合いからのこぼれ球にMF石毛が右足を振り抜き強烈なシュート。惜しくもポストに阻まれ得点にはならなかったが、前半は清水がボールを支配し、試合を優位に進めた。守備でも高さがあるDF陣が磐田のFW川又を完全に封じ、思うように攻めさせない。

 しかし、後半に入ると、磐田はけがから復帰しリーグ戦3試合ぶりの先発となったMF中村のクロスが徐々にフィット。セットプレーから再三、ゴールに迫り、最終的には清水の倍以上となる13本のシュートを放ったが、ゴールを割ることはできなかった。

 ともに一歩も譲らぬ一進一退の攻防に、両サポーターの応援も徐々にヒートアップ。清水のサポーターという静岡市出身の男子大学生(21)が「前半チャンスをつくっていたので、そこで点が取れていれば…」と悔しがれば、磐田サポーターの浜松市の新間玲臣さん(21)は「決定機が少なく、得点がなかったのが残念。その分、GKカミンスキーやDF大井らを中心に守備が頑張ってくれた」と守備陣の奮闘をたたえていた。 (石原颯)

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 ◆磐田・名波浩監督「勝ち点2を失った試合だった。ワンツーや(敵陣)深いエリアに入っていく意識があればゴール前のシーンをもう少し増やせた」

 ◆清水・ヤン・ヨンソン監督「両チームのサポーターがよい雰囲気を作ってくれた。(セットプレーを除き)プレーの中で崩されずに守り切れたのはよかった」