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串本の空にロケット舞い上がれ 町が射場誘致推進室を開設

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串本の空にロケット舞い上がれ 町が射場誘致推進室を開設

 民間ロケット会社「新世代小型ロケット開発企画」(東京)が、日本初の民間ロケット発射場建設の最有力候補地としている串本町で、誘致のための「民間ロケット射場誘致推進室」が同町役場古座分庁舎内に開設された。

 開設式では、田嶋勝正町長と県産業技術政策課の佐久秀弥課長が推進室の看板をかけた。田嶋町長は「事業成功のカギは、地権者や地域住民、関係者の同意。県と事業者、町の3者で力を合わせてみなさんにご理解いただき、この串本の空にロケットが舞い上がることを夢みながら頑張っていきたい」とあいさつした。

 推進室には、臨時職員として2人の同町OBが常勤し、用地交渉のサポートや情報発信などに従事する。同町によると、発射場の土地の取得や地元関係者の理解が得られるかなどの見込みが立った時点で同社が立地を決定するという。

 建設予定地は同町田原地区で、買収面積約150ヘクタールのうち7割が町有地で、3割に地権者が63人いる(法人含む)。2月に行われた地権者説明会では、出席39人から誘致への反対意見はなかったという。