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改修終えシンボル楼閣ピカピカ 唐古・鍵遺跡史跡公園が環濠復元し17日オープン 奈良

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改修終えシンボル楼閣ピカピカ 唐古・鍵遺跡史跡公園が環濠復元し17日オープン 奈良

 田原本町が「唐古・鍵遺跡史跡公園」(約10万平方メートル)の整備の一環として進めていた復元楼閣(ろうかく)(高さ12・5メートル)の改修工事が終わり、真新しくなった同遺跡のシンボルが姿を現した。

 復元楼閣は、楼閣を描いた絵画土器(紀元前1世紀ごろ)の出土を受け、平成6年に遺跡内の唐古池に建てられた。木造2層構造で屋根は茅葺(かやぶ)き、渦巻き状の棟飾りを配し、欄干には鳥の飾りが付いている。

 しかし、建築から24年が過ぎて老朽化が激しかったことから、史跡公園整備に合わせ、屋根をふき替えるなど約1400万円をかけて全面的に改修された。

 唐古・鍵遺跡は、国内最大級の弥生時代の環濠集落跡(約42万平方メートル)。遺跡中心部の約10万平方メートルが史跡に指定され、同町が平成21年度から史跡公園として整備してきた。

 これまでに工事はほぼ終了し、ガイダンス施設の遺構展示情報館や園内を巡る遊歩道、休憩所、出土遺物の説明板が整備され、復元された環濠や、クヌギやコナラなどを植えた「弥生の林」も姿を見せている。

 唐古・鍵遺跡史跡公園は17日午前9時にオープンする。