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東北6県の3月平均気温、過去最高 2.2度高、降雪量は最少

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東北6県の3月平均気温、過去最高 2.2度高、降雪量は最少

 仙台管区気象台が発表した3月の東北地方の天候によると、東北6県の月平均気温は平年より2・2度高く、3月としては昭和21年に地域平均の統計を開始して以降最も高かった。シベリア高気圧の勢力が弱く、北からの寒気の南下が弱かったことや日本の東海上で高気圧の勢力が強く、南から暖かい空気が流れ込みやすかったことが影響した。

 東北地方の月降雪量も平年比21%で、3月としては昭和36年に地域平均の統計を開始して以降、最少。東北南部(宮城、山形、福島県)の月間日照時間は平年比125%で、昭和21年の統計開始以降、56年と並んで最も多かった。

 同気象台によると、地点別で3月の月平均気温の最高値を更新したのは、大船渡(岩手県)が平年プラス3度の6・8度(これまでは平成14年の6・1度)▽宮古(同)が平年プラス2・6度の5・9度(同大正3年の5・5度)▽白河(福島県)が平年プラス2・5度の6・4度(同平成14年の6・1度)-など。青森、仙台、福島でも過去最高とタイの記録だった。

 月降雪量は東北南部で地域平均の平年比で8%しかなく「かなり少ない」、東北北部では同33%で「少ない」と同気象台では分類。東北全体では「かなり少ない」と位置づけた。

 月間日照時間では若松(福島県)が188・2時間で平年値より36%多く、これまで最高だった昭和42年の174・3時間を上回った。山形でも190・1時間で平年比35%増となり、過去最多だった。

 同気象台では4月の東北地方の平均気温について、2週目(7~13日)は平年並みとなるが、その他は全般的に高いと予想している。