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普賢岳の噴火映像、最新技術で再現 「災害記念館」改装オープン 長崎

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普賢岳の噴火映像、最新技術で再現 「災害記念館」改装オープン 長崎

雲仙岳災害記念館に設置された普賢岳のジオラマ。火砕流や土石流のCGが投影される 雲仙岳災害記念館に設置された普賢岳のジオラマ。火砕流や土石流のCGが投影される

 多数の死者・行方不明者を出した長崎県の雲仙・普賢岳噴火災害の記録を展示する「雲仙岳災害記念館」(同県島原市)が、最新の映像技術を活用した展示内容に改め、オープンした。来館者が減少しており、災害の風化を食い止めるのが狙い。小型無人機ドローンによる昨年の溶岩ドーム一帯の空撮映像に加え、CGを使った最新技術を活用し教訓を伝える。

 記念館では、プロジェクションマッピング利用し、災害当時繰り返し発生した火砕流や土石流のCGを、普賢岳のジオラマに投影する。入り口付近に設置された縦約2・5メートル、横約10メートルの大型スクリーンでは、時速100キロと言われる火砕流が民家などを焼き尽くす再現映像が見られる。

 記念館は2階建て延べ5900平方メートルで、長崎県が平成14年に設立した。

 普賢岳は2年に噴火。3年6月の大火砕流で消防団員や報道関係者ら43人が犠牲となり、5年の火砕流で1人が亡くなった。