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春日大社で創建1250年記念展 本殿飾る美術品一挙公開

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春日大社で創建1250年記念展 本殿飾る美術品一挙公開

 春日大社(奈良市)の本殿創建1250年を記念する展示「聖域 御本殿を飾る美術」が1日、大社国宝殿で始まった。通常立ち入ることのできない本殿の調度や壁画など計約30件を公開予定。8月26日まで。

 会場では、20年に1度の本殿修理「式年造替(しきねんぞうたい)」(平成27、28年)に伴い本殿の塀からはぎ取られた極彩色壁画の「神馬牽引図(しいめけんいんず)」「獅子牡丹図(ししぼたんず)」や、神前に安置されていた鎌倉~室町時代の「獅子・狛犬(こまいぬ)」などがあり、目を引く。

 また、神饌(しんせん)を供えるための祭器具で、貝殻を使う螺鈿(らでん)の文様が美しい室町時代の「八足案(はっそくあん)」や、青いガラス玉が輝く「瑠璃燈籠(るりどうろう)」が並び、優雅な雰囲気が漂っている。

 春日大社の松村和歌子主任学芸員は「壁画や獅子・狛犬など貴重なものが一堂に会する展示。普段は入ることのできない本殿の雰囲気を美術品から感じてほしい」と話している。

 午前10時~午後5時。入館料は一般500円、高校・大学生300円、小・中学生200円。問い合わせは春日大社(電)0742・22・7788。