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シンプルな味わい…東浦みかんでポン酢 敦賀の酒販店、間引いた実活用

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シンプルな味わい…東浦みかんでポン酢 敦賀の酒販店、間引いた実活用

「東浦みかん」の果汁を使ったポン酢をPRする宮本佳奈さん=敦賀市 「東浦みかん」の果汁を使ったポン酢をPRする宮本佳奈さん=敦賀市

 敦賀市特産の「東浦みかん」の果汁を使ったポン酢が商品化され、販売されている。手がけたのは同市呉竹町の老舗酒販店「ケセラセラーみやもと」。成熟していない実を間引く摘果作業で捨てられる青ミカンを活用。地元の敦賀昆布も使っており、同店は「食材本来の味を引き出してくれるシンプルな味わい」とPRしている。

 商品名は「『914』敦賀東浦みかんぽん酢」。同店は温州ミカンの北限地とされ、さわやかな酸味が特徴の東浦みかんの果汁を加えたビールを販売している。同店の宮本佳奈さん(54)は摘果作業で捨てられる青ミカンが有効活用できないかと考え、ユズやスダチなど柑橘(かんきつ)類の果汁を使うポン酢に着目し商品開発に乗り出した。

 摘果作業が行われた昨年8月初めに青ミカンの果汁を搾ったが、実が固すぎて果汁を搾るのが困難だった。栽培農家の協力で摘果作業を約1カ月遅らせた実で果汁を搾った。

 青ミカンに完熟したミカンの果汁も加え、小浜市の老舗「とば屋酢店」に生産を依頼。同店の県産米酢と加工商品になる前の地元の昆布のだしなどで仕込み、化学調味料や糖類などを一切使わず、果汁のさわやかさ、昆布のうまみを生かしたポン酢に仕上がったという。

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