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和歌山・新宮の「桑ノ木の滝」、水量豊富で迫力 台風によるコース通行止め解除

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和歌山・新宮の「桑ノ木の滝」、水量豊富で迫力 台風によるコース通行止め解除

 さまざまな被害をもたらした昨秋の台風21号。新宮市相賀(おうが)の「桑ノ木の滝」へのコースも、橋の流出などで通行止めとなっていたが、新たな橋の設置や遊歩道の修繕などを経て29日、通行止めが解除された。この日初めて訪れた桑ノ木の滝は、水量も豊富で迫力ある姿を見せてくれた。

 気温が上がり、汗ばむほどの陽気。高田川を渡り、同川の支流沿いに滝へのコースに入る。すぐに相賀八幡神社に到着。その先に支流を渡る新しい橋が見えてきた。台風による流出以前は吊り橋だったが、簡素ながらもコンクリート製の橋脚も追加するなど強化。この橋、実は市道である。

 橋を渡ると支流の右岸沿いに滝に向かう遊歩道がのびる。比較的平坦(へいたん)だが苔むした石もあり、注意も必要。この遊歩道も台風被害で倒木があったり、小規模な崩落があったりしたが、木道を新しくするなど、今回修繕がなされた。

 川のせせらぎを聞きながら、木漏れ日の中を歩いて終点に到着。道からは滝は見えないため、川の大きな岩を何カ所か渡ると現れたのは幅もある落差21メートルの名瀑。「日本の滝100選」の一つだ。少し離れていても、かなり細かい水しぶきが宙を舞う。しばしたたずみ、涼を楽しんだ。(中村宏二)