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【みちのく会社訪問】米ぬか酵素風呂でリフレッシュ 青森ふぁいん(青森市)

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【みちのく会社訪問】
米ぬか酵素風呂でリフレッシュ 青森ふぁいん(青森市)

 昨年8月、青森市で唯一の米ぬか酵素風呂がオープンし、口コミで評判が広がっている。脱脂した米ぬかをパウダー状にして発酵させ、発熱を利用して砂風呂のように全身を埋めて温め、発汗を促すことで、美肌や疲労回復、健康増進などが期待できるという。

 代表社員の三上信子さん(48)は、約15年前の家族旅行で酵素風呂に入り良さを実感し起業。

 「ぜひ、試して下さい。米ぬかの良さが実感できますよ」と三上さん。最近、体調が優れないこともあり、さっそく体験してみた。

 専用の紙パンツに履き替え、室内に入ると米ぬかの香ばしい匂いと湯気が立ち込めていた。「この湯気は自然の発酵熱です」。縦2・1メートル、横1・1メートルの木製の浴槽に入っている約380キロの米ぬかに埋まった。三上さんがスコップを使ってゆっくりと全身に米ぬかをかけてくれる。発酵した米ぬかの温度は約70度だが、体感温度は42~43度ぐらいか。5分もすると額から汗が噴き出し、約15分の入酵で全身汗だらけとなり、体の芯から温まる感じだ。初めて体験した米ぬか酵素風呂に何かパワーをもらった気がした。

 三上さんによると、1回の入酵で約2時間の有酸素運動をした分のカロリーを消費するという。汗を吸った米ぬかは肥料になり、その分、毎日10~15キロを継ぎ足していく。「発酵米ぬかのパワーを感じて元気になってほしい」と三上さん。体験した者としては、試してみる価値は十分ある。(福田徳行)

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 ◆「青森の人を元気にしたい」 三上信子代表社員(48) 

 --体験した人の評判がかなり良いようですが

 「大量に汗をかくので全身から温まりますし、お客さまの『さっぱりした』という声を聞くのが何よりも励みになります。1回体験して良さを実感し、2、3回入浴して会員になる人もいます。リピーター率も高く約8割です。開業から数えて延べ1800人を超える人たちに利用してもらい、会員数も女性がほとんどですが、400人近くになっています」

 --どんな人にお薦めですか

 「胃腸の弱い人や便秘の人、食欲不振、ダイエットなどにもお薦めです。さらに、冷え性の改善やデトックス効果なども期待できると言われています。ストレス発散にもなるのではないでしょうか」

 --入店から終了まではどのぐらいの時間が

 「準備、入酵、ぬかの洗い流し、着替えまで約1時間です」

 --社名と店名の「青のしずく」に込められた意味は

 「ふぁいん(ファイン)は素晴らしい、見事、最高などの意味がありますが、青森の人の気持ち、体を元気にしたいという意味があり、画数からひらがなにしています。店名の『青のしずく』には体に雫のように米ぬか酵素が染み込むようにという思いがあります」

 --今後の抱負は

 「もっと酵素風呂を知ってもらうためにも口コミや定期的に発信するためにフリーペーパーなども考えています。ぜひ、米ぬかのパワーを実感してもらいたいです」

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 ◆企業データ

 青森市橋本2の19の11 AMSビル1階。(電)017・718・7255。資本金100万円。利用料金は1回3300円だが、会員(入会金5000円、65歳以上は2500円)は3000円。回数券もある。利用は基本的に女性だが、男性も相談に応じる。定休日は毎週木曜日と第2土曜日。