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公示地価 宮城、福島で住宅・商業地上昇 青森、山形は下落幅縮小

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公示地価 宮城、福島で住宅・商業地上昇 青森、山形は下落幅縮小

 国土交通省が27日発表した東北6県の平成30年公示地価によると、宮城、福島両県で住宅地、商業地で上昇。宮城の住宅地は全国2位の上昇率だった。青森、岩手、秋田、山形の各県では住宅地、商業地ともに下落したが、下落幅では縮小傾向もみられた。

 ■宮城

 全用途平均はプラス3・3%(前年は同3・0%)。住宅地は同2・7%で6年連続、商業地は同4・8%で5年連続の上昇。住宅地は仙台市の上昇率が同4・6%、同市周辺の9市町村も同2・2%と上昇。一方、その他の市町村はマイナス0・5%に落ち込み、格差が拡大した。

 最高価格はともに仙台市青葉区で、住宅地が「錦町1-1-30」で31万円、商業地が「中央1-10-1」で317万円だった。

 ■福島

 全用途平均は前年より0・5ポイント低いプラス1・3%。住宅地は同1・4%で5年連続、商業地も同0・8%で4年連続の上昇。復興需要はピークを過ぎたが、復興資金の滞留や低金利が作用、福島市や郡山市など都市部とその周辺部で活発な土地需要が続いている。

 最高価格はいずれも郡山市で、住宅地は「堤下町27」の12万円、商業地は「駅前1-6-6」の35万4千円だった。

 ■青森

 全用途平均はマイナス0・7%。住宅地は同0・7%で18年連続、商業地は同0・8%と26年連続で下落したが、いずれも下落率は縮小。住宅地は青森市の1地点、弘前市の4地点、八戸市の3地点が上昇。商業地は青森市、八戸市、三沢市、むつ市でそれぞれ1地点が上昇した。

 最高価格は住宅地が「青森市浜田2-13-5」で7万1千円、商業地は「青森市新町1-13-4」で19万7千円だった。

 ■岩手

 全用途平均はマイナス0・9%。住宅地は同0・6%、商業地は同1・7%といずれも下落。住宅地の上昇地点は大型商業施設進出や道路整備で都市環境が充実した盛岡市とその周辺のみ。商業地は同市中心商店街の1地点が上昇した。沿岸部の上昇地点は24年以来6年ぶりにゼロ。

 最高価格は住宅地が「盛岡市加賀野1-15-9」で8万2400円、商業地が「盛岡市大通2-3-5」で29万9千円だった。

 ■秋田

 全用途平均はマイナス1・9%、住宅地は同1・8%、商業地は同1・9%で、いずれも5年連続の全国ワーストだが下落幅は縮小。秋田市内ではJR秋田駅東側の商業地で1地点が20年ぶりに上昇、住宅地も中心部で底打ち感が出ており、過疎地との二極化が加速している。

 最高価格は住宅地が「秋田市保戸野中町516-2」で6万2900円、商業地が「秋田市中通2-35」で16万3千円だった。

 ■山形

 12年以来、マイナスだった工業地は18年ぶりに上昇、山形市内の4地点はすべて上昇した。一方で、住宅地は、マイナス0・3%、商業地もマイナス1・1%となったが、下落幅は8年連続で縮小した。全用途平均もマイナス0・5%だったものの、下落幅は縮小した。

 最高価格はともに山形市で、住宅地は「東原町2-223」で7万8100円、商業地は「七日町1-455」で20万9千円。