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浦安市が舞浜地区の液状化対策事業中止の方針

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浦安市が舞浜地区の液状化対策事業中止の方針

 浦安市は26日、舞浜3丁目地区(393戸)で進めていた市街地液状化対策事業について、工事を中止する方針を明らかにした。工事は地中の埋設物により中断中で、この間に行った住民の意向確認調査の結果、工事継続希望が約78%にとどまり、工事を中止せざるを得ないと判断した。

 市によると、同地区では地盤を改良する「格子状地中壁工法」によって液状化対策工事に着手したが、地中に埋まったドレーン材(布製水抜き材)が工事用機械に巻き付き、支障が起きた。同材は昭和50年代に埋め立てた時に使用されたものとみられる。

 問題解決に向け、新たな工法を開発したが、騒音と交通規制を伴う車載プラントを住宅地に長期間、設置する必要があることから、今年1月、住民説明会を開いた後、意向調査を行った。工事継続を希望するのは約78%だった。

 市は今月24日、改めて住民説明会を開き、意向調査結果と今後の方針を明らかにした。一部住民は工事継続を要望したという。

 市の担当者は「意向調査を踏まえ、工事継続は困難と判断した。今後、地元自治会による意見集約を経て最終判断を行いたい」と説明した。