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ミツマタ、春風にゆれ「今月末に満開」 津・美杉

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ミツマタ、春風にゆれ「今月末に満開」 津・美杉

 和紙や紙幣の原料となるミツマタが群生する津市美杉町の「三多気の桜」近くの里山で、黄色い花が五分咲きとなっている。所有者の岸野隆夫さん(64)は「3月末ぐらいに満開になりそう」と話している。

 ミツマタは岸野さんの父が昭和30年ごろに植栽した。長らく放置されていたが、平成24年に一帯の針葉樹などを間伐すると数年で1・5ヘクタールほどに広がった。毎年3~4月に咲く花は一帯を黄色く染め、訪れる人たちを楽しませている。

 枝が必ず三つ叉に分かれることから名付けられたといわれ、うつむくように咲く花は甘酸っぱい芳香を漂わせる。花が散った後は白いガクが花畑のように見え、写真愛好家の人気になっているという。

 群生地はJR名松線・伊勢奥津駅から約2・5キロ、伊勢地域住民センター駐車場からは約1・3キロ。三重交通はミツマタの開花時期や4月14、15両日の「三多気桜まつり」に合わせ、近鉄名張駅とJR松阪駅を結ぶ路線バスを増便。

 問い合わせは津市美杉総合支所地域振興課(電)059・272・8082。