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春の陽気に誘われて 広島でもサクラ開花

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春の陽気に誘われて 広島でもサクラ開花

 広島地方気象台は22日、広島市中区の国の名勝「縮景園」で、広島のサクラ開花の目安となる標本木のソメイヨシノの開花を発表した。平年、昨年と比べ、いずれも5日早い。地方気象台によると、来週末には満開となる見通し。

 地方気象台は毎年、縮景園にある標本木で花が5輪咲くと「開花」を宣言している。

 この日は午後3時ごろ職員3人が訪れ、開花状況を観察。午前は4輪にとどまったが、改めて標本木の枝に咲く花を丁寧に数え直したところ、午後の春らしい陽気に誘われて6輪が加わり、計10輪の開花を確認した。

 職員は、その場で「本日ソメイヨシノの開花を観測しました」と宣言。地方気象台にも携帯電話で早速、開花を報告していた。

 県内は昨年11月以降、寒い日々に見舞われたが、今年2月下旬~3月中旬に気温の高い日が続き、当初から開花が平年より早いと見込まれていた。今週に入って冷え込み足踏み状態となっていたが、この日の陽気で一気に開花が進んだ。

 例年、開花から7~10日ほどで満開となるため、地方気象台の薬師寺功・気象情報官は「来週末には、ちょうど見頃になるのでは」と予測する。

 夫婦で訪れた広島市佐伯区の無職、斉藤正雄さん(65)は「サクラが咲き始めていると聞いて、見に来ました。偶然、開花宣言が出て驚きました。天気も良く、春らしい気分です」と話していた。