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古民家をギャラリーに 芸術の新交流拠点、大野「ココノアート」

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古民家をギャラリーに 芸術の新交流拠点、大野「ココノアート」

 明治後期に建てられた古民家を改修したギャラリー「COCONO(ココノ)アートプレイス」が21日、大野市元町にオープンした。市民らが所有する絵画、同市ゆかりの画家の作品などを展示。ショップやカフェも併設しており、中心市街地の文化、芸術の新たな交流拠点として期待される。

 古民家は明治後期の建築で、築100年以上になる。木造一部2階建て、延べ床面積は約480平方メートル。住宅や書店として活用されていた。平成24年に所有者から同市に寄贈され、公募型プロポーザル方式で設計者を決め、耐震補強、土蔵、離れを廊下でつなぐなど約1億5500万円かけて改修した。

 母屋と土蔵、離れの3カ所に展示スペースを設けた。無名の若手画家らの作品を購入して支援する「小コレクター運動」などで、市民らが所有する池田満寿夫さんや瑛九さんらの作品を借り受けて展示。オープン企画では、同市内で何度も展覧会を開いている靉嘔(あいおう)さんの恐竜シリーズの作品を集めた。

 また、ショップや日本庭園が臨める畳の間のカフェもあり、気軽に立ち寄ることもできる。

 設計を手がけた京都市の一級建築士の中西ひろむさん(38)は「土壁など古いものと、改修で加えた新しいものとのコントラストが楽しめる」と話した。

 観覧料は200円(中学生以下無料)。月曜休館。午前9時~午後5時。