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汚染廃棄物処理 仙南圏域で試験焼却始まる 宮城

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汚染廃棄物処理 仙南圏域で試験焼却始まる 宮城

 東京電力福島第1原発事故で発生した放射能濃度が国の基準(1キロ当たり8千ベクレル)以下の汚染廃棄物処理をめぐり、白石市など2市7町でつくる仙南地域広域行政事務組合は20日、角田市の仙南クリーンセンターで試験焼却を始めた。試験焼却を予定する石巻、大崎、黒川、仙南の4圏域の中で先頭を切った。

 最初は白石市の1キロ当たり100ベクレル以下のほだ木が対象。チップ状に粉砕されたほだ木1トンと家庭ごみ199トンを混合し、同日午前0時すぎから焼却を開始した。24日までほだ木5トンを家庭ごみと混ぜて燃やし、空間線量率などを測定して公表する。

 組合の阿部直樹業務課長は「枯れ草などの家庭ごみにも放射性セシウムが含まれているが、排ガス中の濃度測定では不検出だった。安全には十分に気をつけていく」と語った。

 次回は4月に角田市の400ベクレル以下の堆肥を焼却。組合では約30トンの汚染廃棄物を試験焼却する計画。4月までの焼却分について6月に住民説明会を開き、分析結果を報告する予定。