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水路転落事故防げ 浜田・香川知事「対策は喫緊の課題」

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水路転落事故防げ 浜田・香川知事「対策は喫緊の課題」

 香川県内で2月、道路わきの用水路に自転車、バイクの転落事故が相次ぎ、2人が死亡した。浜田恵造知事は「交通事故に計上されない歩行中の転落事故とあわせて、水路への転落事故防止対策は喫緊の課題」との認識を示した。今年度内に県が管理する道路で計画を策定し、来年度から対策を実施する考え。16日の定例県議会の一般質問に答えた。

 近年、水路転落による死亡事故が多く発生しているという。今年も2月17日に高松市香川町で自転車の男性が水路に転落して死亡し、同市春日町でバイクを運転していた人が水路に転落して死亡する交通事故が続発した。

 水路のふたかけなどの対策は水路管理者の理解と協力が必要。県は他県の対策実施状況を調査した。結果について、浜田知事は「複数の県においては防護柵の設置や水路のふたかけなどの対策のほかにも、照明灯や注意喚起看板の設置などにより、水路の存在を知らせることで転落しにくい環境整備に努めているとのこと」と説明。

 その上で「今年度内に県が管理する道路において、対策が必要な箇所を抽出し、計画を策定した上で、来年度から転落しにくい環境整備も含め、それぞれの箇所に適した対策を実施したいと考えている」とした。

 さらに、市町が管理する道路で水路への転落事故が多く発生していることから、市町に対して県の取り組みを情報提供する場を設けるとともに、県警や市町など関係機関の連絡体制を構築することも示した。