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北大阪急行延伸 新駅前、一大文化拠点に 箕面市、複合施設建設へ

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北大阪急行延伸 新駅前、一大文化拠点に 箕面市、複合施設建設へ

 ■ホール、図書館、学習センター

 北大阪急行電鉄の延伸に伴い、平成32年度の開業を目指している箕面船場駅(仮称、箕面市船場東)前で、市の複合施設建設に向けた取り組みが新年度から始まる。ホールや図書館、生涯学習センターで構成された地上4~6階、地下1階の施設で、まず設計が行われる。市は、延伸区間沿線で、一大文化拠点としての役割を期待している。

 北大阪急行の延伸は、終点となっている千里中央駅(豊中市)から北に約2・5キロ先まで延ばし、32年度に箕面船場駅と新箕面駅(仮称、箕面市西宿)の2駅を開業させる計画で、平成28年12月から工事が始まっている。北大阪急行は、大阪市営地下鉄御堂筋線と相互直通運転しており、開業すると、北端の新箕面駅から梅田駅まで24分で結ばれる。

 市は昨年、市有地で、施設建設などを行う民間事業者を公募し、今年1月に3業者のグループが落札。定例議会に、契約の了承を求める議案や、設計費3億8730万円を含む予算案が提出されている。

 業者が提案している施設内容によると、複合施設は敷地面積8100平方メートル、延べ床面積約2万6800平方メートル。ホールは1~4階で、1401席の大ホールと300席の小ホールで構成。大ホールは市内の名所・箕面大滝をイメージして水が落ちるような内装にしている。ホール横に図書館と生涯学習センターが立地し、1~4階が図書館、5、6階が生涯学習センター。図書館は2~4階が吹き抜けになっている。地下は駐車場。

 市は30年度に設計を行い31年春に着工、33年4月のオープンを目指している。総事業費は運営管理費を含め約138億円。

 新箕面駅前もバスロータリーやタクシー乗り場などが新設される予定。

 箕面船場駅は新幹線が通るJR新大阪駅や大阪(伊丹)空港にも近く、箕面市北急まちづくり推進室の担当者は「市民に愛されるとともに、遠方から来た人たちにも利用してほしい」と話している。(張英壽)