産経ニュース

JAEA、大熊の施設一部開所 原発事故がれき分析・研究 福島

地方 地方

記事詳細

更新


JAEA、大熊の施設一部開所 原発事故がれき分析・研究 福島

 東京電力福島第1原発事故で発生したがれきや溶け落ちた核燃料(デブリ)の分析・研究に携わる日本原子力研究開発機構(JAEA)の「大熊分析・研究センター」(大熊町)の施設管理棟が15日、開所した。平成32年度以降の分析・研究開始に向け、研究棟新設など準備を加速させる。

 センターは第1原発の西側に隣接。開所した施設管理棟は、分析・研究に携わる人材の育成などに用いられ、4月から約40人が業務に当たる予定だ。

 JAEAはセンター構内に比較的放射線量の低いがれきの分析などを行う研究棟を32年度までに新設する。また、33年内のデブリ取り出しに向けたさまざまな作業の進捗(しんちょく)に合わせ、デブリ分析・研究の施設も整備する。

 この日の開所式には、武藤容治経産副大臣ら約200人が出席。JAEAの児玉敏雄理事長は「がれきやデブリの分析は廃炉の出発点。効率よく進めたい」とあいさつした。