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【語る】下関市園芸センター主任・内田祐介氏(39) 新品種ツバキ「壇之浦」を開発

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【語る】
下関市園芸センター主任・内田祐介氏(39) 新品種ツバキ「壇之浦」を開発

 「花だと1年で結果が出るが、ツバキなど樹木の場合は花が咲くまでに数年かかる。下関市のPRに使えたら、と仕事の合間に続け、10年以上かけてようやく完成しました」

 下関市のオリジナルツバキ「壇之浦」を開発した。源平合戦最後の地だけに、源氏の白旗と平家の赤旗から、花びらは赤白2色がきれいにさしている。12~2月に開花する。

 開発は最初、個人的に始めた。平成19年に種をまき、4~5年かけて開花させた。そこからイメージ通りの株を選抜し、センターの昼休みなどを使って、挿し木を繰り返した。ようやく安定して花を咲かせることを確認し、今年3月、新品種として日本ツバキ協会から登録認定された。

 着手から11年がたっていた。

 自治体としての登録は全国初という。秋に開催される「山口ゆめ花博」にも出展される。

 「地道な作業が報われた気持ち。ゆくゆくは販売もして、大好きな下関市を全国に発信したい」