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【NBSアナウンサーコラムVOICE】小川功二 「千変万化」

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【NBSアナウンサーコラムVOICE】
小川功二 「千変万化」

 3月中旬、卒業シーズンを迎えています。このあいだ松本駅前を歩いていると、私が信州大学生のころの風景とは一変し、知らない店がズラリと並んでいたことに驚かされました。大学を卒業したのは10年以上も昔の話。無理もありません。

 アナウンサーは「正しい日本語」を扱う仕事です。単語のアクセントや文法には注意を払いますが、アクセントに関しては昔と今とで表現が異なる場合がまれにあります。

 例えば衣服の「ジャージー」。ラグビー日本代表「桜のジャージー」と聞くと、前の「ジ」を強く発音した方がしっくり感じる方もいるかと思います。

 かつて市販されていたアクセント辞典でもその様に記載されていました。しかし近年では、後ろの「ジ」と同じアクセント(平板型)に改正されています。

 進化するのは生き物だけではありません。街も言葉も、時代や用途に合わせて形を変えていきます。何事にも変化を感じつつ、それと向き合い成長していきたいものです。