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化血研、7月に事業譲渡 熊本県など出資のKMバイオロジクスへ

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化血研、7月に事業譲渡 熊本県など出資のKMバイオロジクスへ

 血液製剤の不正製造問題を受け、国から事業譲渡を求められていた化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)は、明治グループと熊本県内の企業、県が共同出資する株式会社に主要事業を7月2日に譲渡すると発表した。新会社名は「KMバイオロジクス」。化血研は一般財団法人で、13日の理事会で決定した。

 同県の蒲島郁夫知事は「化血研の研究・開発力と明治グループの海外ネットワークで、新会社がさらなる飛躍を遂げるよう役割を果たしていく」とのコメントを出した。

 新会社の議決権比率は明治グループが49%、熊本放送や再春館製薬所など県内7企業が49%、県が2%で、化血研は新会社の経営には関わらないことが決まっている。本社は熊本市で、明治側が取締役の半数以上を指名する。化血研は原則全従業員を転籍させる。

 化血研は存続し、大学や医療機関などの研究助成といった公益事業を担うとしている。