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群馬県内の自殺者368人 昨年 10~30代の死因第1位に

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群馬県内の自殺者368人 昨年 10~30代の死因第1位に

 県内の昨年の自殺者数は368人(速報値)で、2年連続で減少したことが分かった。前年から49人減少し、10年前の平成19年(590人)と比べ大幅に減ったが、依然、「1日1人ペース」で高水準にある。

 年齢別でみると、60代が62人と最も多く、次いで50代58人▽40代56人▽70代51人-など。特に若年層は、年々、全体数が減っている中でも横ばいが続き、10~30代の死因の第1位に自殺が挙がるなど深刻な状況だ。

 県は若年層の自殺対策として、2月に2本の動画を作成。県出身のアーティスト、NAIKA MCさんを起用するなどし、悩みを抱える人やその周囲に向け、「話を聴かせて」「SOSに気づいて」とのメッセージを込めた。県は30年度も引き続き、相談支援体制の充実を図る方針で、健康福祉部の川原武男部長は「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指したい」としている。