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仕事に応じて席替え 九州行政評価局、業務効率化「細かく指導」「声かけやすい」

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仕事に応じて席替え 九州行政評価局、業務効率化「細かく指導」「声かけやすい」

固定席を廃止した九州管区行政評価局 固定席を廃止した九州管区行政評価局

 総務省九州管区行政評価局(福岡市博多区)は、座席を固定しないフリーアドレス制度を庁舎で導入した。同制度は、仕事の内容に応じて担当者が集まることで業務効率化につながるとして、民間で広がっているが、九州にある国の出先機関では初めてという。 (高瀬真由子)

 行政の政策評価などを行う評価監視部に導入した。同部では、管理職6人を含む39人が働く。固定席を設けないことで、担当事業や調査ごとにまとまり、効率よく作業を進められるようにした。

 作業の効率化を目指して、パソコンに接続し複数の作業画面を映し出せるディスプレーも導入した。ペーパーレス化を進め、資料の収納場所を減らした。

 フリーアドレス制度には、管理職と若手が近くに座ることで、人材育成につなげる狙いもある。

 管理職の評価監視官、古賀哲哉氏(57)は「若手が何をしているかが分かり、細かい指導ができる」と話した。入省1年目の佐藤泰平氏(26)は「上司が遠くにいると、報告や相談のタイミングが分かりにくかった。今は声をかけやすい」と語った。

 佐藤裁也局長は「フリーアドレス制度は、多様で柔軟な働き方にもつながる。こうした改革を、九州がリードしたい」と述べた。