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「瓦の音楽」でインドネシアと交流 南あわじ

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「瓦の音楽」でインドネシアと交流 南あわじ

瓦の楽器の演奏を児童に指導するアリフ・ユディさん(左)=14日、南あわじ市立辰美小学校 瓦の楽器の演奏を児童に指導するアリフ・ユディさん(左)=14日、南あわじ市立辰美小学校

 特産の瓦を使った「瓦の音楽」に取り組んでいる南あわじ市津井地区を、インドネシアで瓦の音楽などアート活動をするアリフ・ユディさん(51)が訪れ、14日、市立辰美小学校(同市津井)で国際交流授業を行った。

 瓦の音楽はNPO法人淡路島アートセンターが平成25年から、音楽家の野村誠さんらとともに活動を始め、島内外で演奏を披露するなどしている。同センターが調べると、インドネシアの瓦の産地ジャティワンギという町でも瓦の音楽が行われていることが判明。27年10月にインドネシアから音楽家を南あわじ市に招待、28年2月には野村さんらが同国を訪問して瓦の音楽を通じた国際交流を続けている。

 今回は同地でアート活動を展開している「ジャティワンギ・アート・ファクトリー」代表のアリフさんが、福岡県、滋賀県など日本の瓦や陶器の産地を訪ねる一環で淡路島を訪問した。辰美小では4~6年生を対象に、1905年から100年以上続くジャティワンギの伝統的な瓦作りの様子や約7千人が参加したという瓦の音楽イベントなどを映像で紹介。インドネシアと淡路の瓦を使った演奏では、児童らが次々に参加して盛り上がった。

 アリフさんは「子供たちは状況をすぐに判断して演奏に参加してくれた。とても賢い」と笑顔。同小6年の下川颯大さん(12)は「言葉も住む所も違うのにインドネシアでも瓦の音楽を演奏しているのが不思議でした」と話していた。