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東名「綾瀬スマートIC」完成は2年遅れ32年に

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東名「綾瀬スマートIC」完成は2年遅れ32年に

 県と綾瀬市、中日本高速道路は東名高速の綾瀬バス停(同市小園)付近に計画している「綾瀬スマートインターチェンジ」(IC)の完成について、当初予定の今年3月末から平成32(2020)年度上半期へと約2年間遅れると地元商工会などに報告した。東京五輪・パラリンピック開催前の完成を目指す。

 スマートICは自動料金収受システム(ETC)搭載車専用のIC。県道42号沿いの工業地域約2・9ヘクタールを整備する予定だが、周辺の用地買収における工場立ち退きの補償費用算定に時間がかかったことや、工場の移転先の確保に手間取ったことから、完成が遅れるという。全体の事業費は約103億円を見込むが、工事の遅れや五輪開催を前にした資材高騰などを踏まえて、約190億円にまで膨らむ見通しだ。

 綾瀬スマートICは、東名高速の横浜町田ICと厚木ICの間に位置し、綾瀬市からは両ICにアクセスしにくい状況を解消して、渋滞緩和につなげるために完成を急いでいた。古塩政由市長は「(開通が遅れることは)残念だが、一日も早い完成を目指して、最大限努力したい」と述べた。