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1~3月の企業景況感、九州北部・南部とも悪化

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1~3月の企業景況感、九州北部・南部とも悪化

 福岡財務支局と九州財務局がまとめた九州7県の1~3月期の法人企業景気予測調査によると、北部3県(福岡、佐賀、長崎)の全産業の景況判断指数(BSI)は昨年10~12月期の前回調査から悪化し、0・0と均衡だった。南部4県(熊本、大分、宮崎、鹿児島)も前回から下げ、マイナス3・3だった。

 製造業は、自動車や半導体の生産が好調な北部はプラス3・7。自動車部品の受注が堅調な南部はプラス1・3だった。ただ外国為替相場の変動による業績への影響を懸念し、ともに前回からプラス幅が縮小した。

 一方、非製造業は北部がマイナス1・3、南部はマイナス5・3だった。人手不足に伴う受注の抑制や、原油などの原材料価格の上昇で景況感が悪化した。

 4~6月期の全産業は北部がプラス1・1に、南部がプラス1・0にそれぞれ改善する見通し。

 また、従業員が「不足気味」と答えた企業の割合から「過剰気味」とする割合を差し引いた指数の全産業は、北部は33・5、南部は39・6。いずれも平成16年の調査開始以来で最高で、人手不足の深刻さが目立った。