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松江市歴史的建造物に「綿貫家住宅」「国暉酒造」の2件登録

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松江市歴史的建造物に「綿貫家住宅」「国暉酒造」の2件登録

 松江市の城下町地区にある江戸時代後期から明治時代にかけての建物など2件が、市の歴史的建造物に登録された。いずれも国宝松江城の周辺に広がる城下町の景観を維持するのにふさわしい貴重な構造物群。これで、同市の登録歴史的建造物は計8件となった。

 市は、建造物を地域固有の歴史資源として保全・活用するため、主に市歴史的風致維持向上計画で定めた重点地区にある昭和25年以前の建物を対象に、独自の歴史的建造物登録制度を設けている。登録された建造物に対し、所有者と10年間の保全契約を結び、外観や主要構造などを修繕する際に費用の3分の2(上限300万円)を補助する。

 今回登録されたのは次の2件。

 【綿貫家住宅(主屋・塀・蔵)】主屋は、明治37年の建築で木造2階建ての伝統的な町家。棟に来待石を載せ、2階両脇には袖壁を構える。塀は木造で、主屋と同様、棟に来待石を載せる。蔵は、土蔵造り2階建てで、内部には頑丈な登り梁が見られる。

 【国暉(こっき)酒造(主屋・仕込蔵)】主屋は、木造2階建ての伝統的な町屋建築で、江戸時代後期以降に建てられたと考えられる。仕込蔵は、松江藩から譲り受けた蔵の部材を使い、江戸後期に建てたとみられる。