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【東日本大震災7年】栃木知事「災害に強い地域へ全力」

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【東日本大震災7年】
栃木知事「災害に強い地域へ全力」

 ■宇都宮で式典、500人が冥福祈る

 東日本大震災から7年を迎えた11日、県総合文化センター(宇都宮市本町)で「とちぎ防災の日」の式典が開かれ、県内の市町職員や消防団、福島県からの避難者や県内被災者ら約500人が出席した。震災の発生時刻に合わせて出席者が黙祷(もくとう)し、犠牲者の冥福を祈った。

 平成26年に「災害に強いとちぎづくり条例」が施行され、3月11日を「とちぎ防災の日」とし、県民と共に災害に強い地域づくりを推進するため式典を開いている。今年で4回目。

 福田富一知事は震災から7年を迎えた現在でも県内で避難生活をしている被災者がいることに触れ、「被害の大きかった東北3県の復興が一日でも早く成し遂げられることを心から願う」と述べた。また、「全ての県民が安全安心に暮らすことのできる地域を目指し、県民と共に災害に強い栃木づくりに全力を尽くすことを誓う」とした。

 午後2時46分には、政府主催の追悼式の中継に合わせて出席者が黙祷、犠牲者の冥福を祈った。

 この後、気象予報士の天達武史さん(42)が「特別警報と気象災害への備え」と題して講演。天達さんは平成27年夏に芳賀町で発生した竜巻被害を現地で取材した経験もある。「近年、地球温暖化によるさまざまな異常気象は過去の経験が当てはまらず、最悪の事態も想定する必要がある」と指摘。備えるために「最新の情報に注目する」「避難するなど行動する勇気を持って」などと話した。